院長の気ままブログ

2017.06.07更新

 

「靴下履く時に腰痛くてうまく履けないんです〜」

「中腰でモノを持ち上げようとすると腰抜けそうになる」

腰痛の写真 

 腰を曲げると痛い。

 例えばモノを拾おうと体を前に曲げると痛い。あぐらをかいたまま手を前に伸ばすと痛い。

 普段何気なくやっている動きでズキッと腰に痛みが走る。

とにかく腰を気軽に曲げることが出来ずに、日常生活や仕事に支障をきたすという悩みをお持ちのかたは非常に多いです。

整形外科やマッサージ店に通っても全く改善されず、痛み止めのクスリを出され、注射を打たれ、しまいには「ヘルニアですね。手術しないと治りませんよ」と言われ、どうしようかと悩んでしまう。

腰を前に曲げると痛みが走る原因がしっかりとご自分でわかっているでしょうか?ここには様々な原因が複雑に絡み合っていることが多いです。 

 

  

ではなぜ腰を前に曲げると痛いのか?

骨盤骨格写真 

腰を前に曲げると痛みが出る原因は1つだけではありません。深く関わってくるのは、椎間板もその一つですが重要なのは周辺の筋肉です。骨折やヒビなどレントゲン撮影ではうまく把握できない部分になるのが筋肉や靭帯の異常です。レントゲン撮影で異常が見られないのであれば、そういった軟部組織(筋肉や靭帯)が影響している部分が多いのではないかと予測されます。腰を曲げた時に使われる筋肉は、広背筋、脊柱起立筋、などの腰の筋肉、大臀筋、中臀筋のようなお尻の筋肉、そして意外かと思われるかもしれませんが、ハムストリングのような太ももの裏側の筋肉になります。

 

1-1. 広背筋って?

広背筋(こうはいきん)とは、背中の表層にあるとても大きな筋肉で、背中から包み込むような形で広がっています。この筋肉を鍛えるだけでも姿勢が良くなるし、背筋が伸びて疲れにくくなって、肩こりなども緩和されると言われています。何よりも背筋がシャキッとして見た目も美しいですね。とても簡単に鍛えれれて、結果が出やすいのでついついハードに鍛えいることに集中してしまい、逆にストレッチ等のアフターケアを怠ると、大きな筋肉ゆえに、疲労もとてもたまりやすく、柔軟性を失いやすいという面もあります。背中全体に広がっている筋肉ゆえ、柔軟性がなくなってしまうと、腰を前に曲げにくくなって、無理矢理曲げようとすると痛みを引き起こしやすくなります。

 

1-2.脊柱起立筋って?

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)とは、背骨の両脇を沿うように走っている頚腸肋筋などの9つある筋肉をまとめて表したものです。骨盤部分から首の部分まで通っている背骨の横にあって、姿勢をきれいに保つために重要なものとなっています。腰痛があるときに咳やクシャミをしたりすると痛みがひどくなることがあります。それはこの脊柱起立筋が急激に収縮を起こすからなのです。

 

1-3.大臀筋って?

大臀筋(だいでんきん)とは、お尻の大部分をカバーしている筋肉です。足を動かすための原動力になるのはもちろんですが、骨盤を土台とした、上半身の骨格が傾きすぎないように支える働きもあります。脊柱起立筋の中の腸腰筋とも深く関わっており、このバランスが崩れてしまうと、歩行や日常生活に大きな影響を及ぼします。ここが弱ってしまうと老化現象が起こりやすくなってしまいます。

 

なぜ腰が痛むのか

 腰の触診画像

腰を前に曲げると痛みを感じる原因は、大半が椎間板ヘルニアである、と言われています。しかしそれだけではなく、全体的に筋肉の負担が大きくなり、そのせいで柔軟性をなくしてしまってることにも原因があることがあります。

 

2-1.椎間板ヘルニア

私たちの体の中にある椎間の間には、骨と骨が直接ぶつからないように、クッション材が入っています。これが椎間板と呼ばれるものです。そしてその中には固めのゼリー状の髄核が入っていて、腰を前後左右に曲げると、骨の間にある椎間板は当然クッション材として潰れる側と伸びる側が出ます。その中で髄核が前後左右に動くわけですが、これが限度を超えた動きが繰り返し起こることによるストレスで、髄核が椎間板を押し破り飛び出します。それが神経を圧迫するために腰が痛くなったり神経を刺激して痺れが出たりします。腰を前に曲げると腰が痛いのは、髄核が後ろ側に飛び出し、神経を圧迫しているためと考えられまし。

 

2-2.筋肉の柔軟性が低下

腰を曲げるという動作にはいろいろな筋肉の動きが必要になります。普段から腰をかがめることが多かったり、ちょっと重めの荷物を持つことが多い方は、腰や背中、そして足の筋肉に総合的に負担がかかることにより最終的に柔軟性を失ってしまうのです。そのために曲げるという動作に筋肉がついていくことが出来ず、引っ張られて痛みを感じてしまうのです。

 

なぜ筋肉が柔軟性を失うの?

筋肉が柔軟性を失う理由には様々なものがあります。よくあるものとして上半身が骨盤に正常に乗っかっていない、日常的に負担をかける動きをしていて、疲労が抜ける時間がないということが挙げられます。

3-1.上半身がきちんと骨盤に乗っていない

私たちの体の中心は骨盤です。家で例えると基礎、土台の部分と同じです。ここがしっかりしているとその上に立つ家(上半身)はきちんと支えることができて、正しい姿勢を保つこともできます。しかし土台がゆがめば家もゆがむ。骨盤がゆがめば当然上半身の背骨も歪み、その周辺の筋肉も負担がかかり続けます。そもそも背骨が正しい位置にないため腰を曲げる時に不必要な負担がかかってしまいます。マッサージや湿布で痛みに対するケアをしても、根本的な改善が見られなければ何度でも同じ症状に悩まされます。

3-2.日常的に負担をかけてしまう動きをしていて疲労が抜ける時間がない

お仕事や日常生活などで筋肉に常に負担がかかっている。けれど、その疲労をゆっくり回復することができずそのまま放置してしまう。スポーツ選手などは、毎日毎日のストレッチを欠かすことはありません。しかし日常生活での負担についてはなかなかそれについてケアしようとは思いません。スポーツ並みに負担がかかるのに、そのまま放置してしまうので、その部分は筋肉が固まってしまい、結果、血行不良などに陥りやすくなります。それに対して意識的に改善をしていかないと、例えば骨盤を整えてバランスが良くなっていても、すぐにまた痛みに悩まされることになることもあります。

 

なぜ骨盤や背骨がゆがむの?

骨格の写真 

骨盤や背骨の歪みと筋肉の疲労は密接に関係があります。背骨が歪むから、それに周辺の筋肉が引っ張られて日常的に疲労が蓄積して痛みを感じるということにもなりますし、逆に大きな筋肉が疲労し柔軟性を失った結果、骨格が引っ張られて歪む、と言うことも起こります。ですから効率的に痛みを改善させていこうと思ったら、骨盤、骨格矯正と、筋肉疲労を引き起こす日常生活での動作を改善させることを同時に行っていく必要があります。

 

腰を前に曲げると痛い、これを軽減するには

 

腰を前に曲げると痛みが出る理由は、その周辺の筋肉が固まってしまっていることによる事が大きいです。その対処法としては、まずストレッチを念入りに行って柔軟性を取り戻す、病院で痛み止めや湿布を処方してもらう。そして歪んだ骨盤や背骨をきれいに整える事が必要です。

4-1.ストレッチを行う

腰を前に曲げるという動作は腰以外にたくさんの筋肉が関与します。特に広背筋などは非常に大きな筋肉で、広範囲に付いていますので、ここをケアしてあげるとかなり変化が出ます。大臀筋も柔軟にしておくと腰周辺の筋肉に対すいる負担を軽減することができます。大きな筋肉なので体力増進にも効果的。ネットなどにも鍛え方がたくさん載っていますので参考にするのもいいですし、整形外科の先生や整体院の先生などに指導してもらうのもオススメです。

4-2.湿布や痛み止め

整形外科クリニックに行けば湿布や痛み止めは処方してくれます。ただしどちらも根本的には解決していないのでそこがネックになります。あくまで出ている症状を抑えるのみの対処療法になります。これだけに頼るのではなく、他の方法と一緒に使うぶんには良いのではないでしょうか?痛み止めも長期間飲み続けると効き目が薄くなってきますし、薬を飲んでいる間は痛みがないので、そのぶん油断してしまい余計に動く。後になって薬が切れてさらに痛む、という危険性もあるので注意が執拗ですね。

4-3.骨盤や骨格の歪みを整える

整形外科や病院に行くとヘルニアと診断されて、経過観察もしくは悪くなったら最終的に手術を勧められることが多いです。ただし、手術をして完治した、という方ばかりではありません。それよりもまずは身体の歪みを整えて、周辺の筋肉などを正しい位置に戻してあげて、様子を見て行く方が体への負担も少なく、手術のようなリスクはありません。整体院に行くと、身体の歪みを整えるだけではなく、日常生活においての体の使い方や改善点などの指導も受けることができるので、再発もしにくいと言われています。

 柔軟体操が必要

まとめ

腰を前に曲げると痛くなる原因は様々ですが、筋肉疲労による柔軟性の低下が大きく影響していると言われています。これを改善するために、普段からストレッチなどをして予防すること、それを引き起こす原因である体の歪みを整えること、日常生活で歪みの原因になる動作を極力避けることが必要になります。

 

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投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

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