院長の気ままブログ

2015.11.28更新

こんにちは。

高木です。

大腿部(もも)の打撲は゛モモカン゛と呼ばれることも多く、サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツでは非常によく発生する損傷です。

このモモカンは、スポーツの最中に相手選手の膝や肘、ヘルメット、あるいはキックなどにより打撲を受けることで発生します。

   あ う

受傷直後は鈍痛と運動制限がみられます。症状は時間の経過とともに強くなりますが、これは引き続き生じる腫脹(はれ)によるものが多いです。腫脹が強いと筋肉の出血や腫脹により筋内圧が上昇し、皮膚は緊張が強まって光沢を帯びることがあります。

翌日には患部の腫脹、圧痛、膝関節の運動制限が見られ、症状が悪化します。

 

治療法

モモカンの治療法は保存療法が主体です。急性期には出血を最小限にとどめるためにただちにアイシングを行い、さらに、できるだけ損傷した筋を伸展させる肢位をとって血腫の形成を抑制します。

RICE処置は痛みが落ち着き、腫脹が落ち着くまで続けます。

重度の損傷の場合では、著名な内出血が前方に発生しやすいです。

また、受傷後5,6時間以内に痛みが憎悪してくる場合は医師の診断が必要になってきます。

急性期を過ぎて、膝関節が90度以上曲げることができるならば3週間以内の復帰が見込めます。

3日以降に膝関節を90度以上曲げられない場合には無負荷の可動域運動を慎重に行っていきます。

 

1、痛みや可動域制限がないこと

2、筋力や柔軟性が十分に回復していること(健側の90%以上)

3、フィットネス(アジリティ、有酸素能力など)の改善が十分得られていること。

この3つがスポーツ活動復帰への条件となっています。

 

 

 

 

 

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.25更新

こんにちは。

高木です。

テニス肘は一般的に、テニスのバックハンドストロークで発生する上腕骨外側上顆炎による外側型の痛みの伴う運動障害のことを言いますが、テニスのストロークで発生するスポーツ障害としてフォアハンドストロークにより上腕骨内側上顆炎を発生する内側型もあります。

その中で今回は内側型、外側型のうち、より好発しやすい外側型を紹介させていただきます。

原因は使いすぎであり、ラケット操作技術の低い初級者の方やラケットを支える筋力の弱い40~50歳代の女性に好発します。

このテニス肘は、ゴルフバドミントンなどの他のスポーツ障害として、または手をよく使う作業をする大工さんコックさんにも多発します。

 

この外側型のテニス肘は、発生頻度が高く、バックハンドストロークで正確にボールを捉えることのできないときに受ける衝撃に対して、手関節の伸筋で対抗しようとして、筋の起始部で変性を起こしたり、外側上顆部(肘の外側のでっぱり)の微小断裂、骨膜の炎症を発症させます。

     l

症状は、ラケットのグリップ時の肘から前腕にかけての疼痛や局所の圧痛、また熱感を持つこともあります。

日常生活では、ドアノブを回したり、タオルを絞る動作などの伸筋群が緊張する動作時に痛みを訴えます。

     k

受傷してしまっても、保存療法を継続すると数か月で症状の改善がみられます。手の使用を最小限にし、テニス肘バンドを使用するのも有用です。

痛が軽減すれば、ストレッチングや筋力強化訓練を行い、技術の習得、ラケットの変更など、再発防止に努めます。

     

 

 

 

 

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.20更新

こんにちは。

高木です。

アキレス腱は、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の停止腱として踵骨隆起(かかと)に終わる強大な腱であり、ジャンプやダッシュ時の蹴る動作をしています。

そのためスポーツ活動においてとても重要な役割を果たしていますし、この腱の断裂では高度の機能障害をきたします。

その一方で他の腱に比べて修復力が旺盛であることも特徴の一つです。

 

このアキレス腱断裂発生には腱の変性が関与しているために、中年以降に多く発生します。

スポーツ活動によって発生することが多く、特に跳躍動作の着地時に好発します。

断裂時には「バチッ」、「ブチッ」などの断裂音を聞くことが多いです。

患者さんはよく、「バットで叩かれたような」、「ボールがぶつかったような」感覚を訴えます。

      ぽ

 

受傷すると、断裂部が陥凹して下腿三頭筋(ふくらはぎ)に力が入りません。疼痛は一般的に軽微ではありますが歩行は困難となります。特に、かかとから接地してつま先で床を蹴るような通常の歩行は不可能になります。

足指、足関節の運動は他の筋肉に補助されて可能ですが、つま先立ちは不可能です。

下腿三頭筋を手で持った際、健側では反射的に足部の屈曲(足首が伸びる)が誘発されますが、患側では動きません。

 

受傷してしまった場合、副子固定を行いますが、筋委縮や筋力低下の防止を目的に受傷直後から物理療法や等尺性収縮運動を行います。腱の癒合状況を見て、自動運動、抵抗運動を開始し、歩行訓練も開始していきます。

6か月間は腱の再断裂に注意します。

スポーツ選手では手術を行われることが多く、その場合は保存療法に比べて競技への復帰は若干早くなります。

 

 

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.18更新

こんにちは。

高木です。

「前十字靭帯」は膝関節の中にある靭帯で、脛骨(すね)の前方偏位および下腿の内旋を制御して膝を安定させる役目をしています。

 

この前十字靭帯の損傷は、スポーツ障害のなかで、最も重症度が高い損傷の1つで、選手生命を左右することもあります。単独損傷では、ジャンプの着地や急停止、急な方向転換など、非接触型で発生することが多く、これには大腿四頭筋(もも)の自家筋力が発生に関与していると考えられます。

一方、柔道やラグビーのタックルなどで膝関節に外反・回旋が加わり発生する接触型損傷では、内側側副靭帯をはじめとする他の靭帯損傷を合併することが多いです。

      あ

 

 

症状

・受傷時には膝がずれた感覚や断裂音「ブチッ」、「ゴキッ」などを自覚することが多い。

・受傷直後から疼痛と膝の不安定性を訴える。

・関節血腫による膝の腫脹を認め、腫脹の増大とともに膝関節の屈曲(まげること)が著しく制限される。

・スポーツ活動などの続行は困難となる

 

治療法

断裂した前十字靭帯は保存療法では癒合が望めません。したがって、断裂したまま就業、あるいはスポーツ活動を行うと膝くずれを反復することになります。これによって二次的に関節軟骨や半月板の損傷をきたします。

患者さんの活動性が低く、日常生活レベルで不安定感がないものは保存療法の適応となります。急性期にはしっかりとRICE処置を行います。運動療法の初期段階の注意点として、屈曲運動から開始して、完全伸展運動はしばらくの間行わないことがあります。

スポーツ活動レベルの高い人や不安定感が患者さんのQOL(=クオリティオブライフ→生活の質)を障害する場合は手術をおすすめします。

 

予防策には、筋トレ、ストレッチングなどがあります。

膝の周辺はもちろんですが、体幹などを鍛えても効果があり、これらをバランスよく行うようにします。

筋トレやストレッチングは、前十字靭帯だけではなく、他の組織の損傷を防ぐためにも効果的です。      

      ぱ

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.14更新

こんにちは。

高木です。

半月板は大腿骨(もも)と脛骨(すね)の関節面の間に存在する線維軟骨性の小板で、不安定な関節面に適合性を与えるだけでなく、衝撃を分散・吸収し、また滑液の拡散を助けるなど、多くの機能を持っています。

したがって、この半月板を損傷してしまうと膝関節の機能に多大な障害をきたすことになります

 

半月板損傷は、若年者ではスポーツ活動で受傷することが多いです。特に膝関節の屈伸に下腿の回旋が加わった際に発生し、多くは内側側副靭帯や前十字靭帯などの損傷に合併しています。好発するスポーツは、野球、サッカー、バレー、テニス、バスケットボール、体操などがあります。小児では形態異常(円板状半月)、高齢者では、変性を基盤として損傷することがあります。

       あ

 

症状

・引っかかり感を伴った運動時痛。

嵌頓(かんとん)症状:切れた半月板が関節面にはまることによって急に膝が動かせなくなったり、不安定になること。

・関節血腫や水腫(膝に水がたまること)。

・経過が過ぎたものでは、大腿四頭筋(もも)の委縮を認める。

 

急性期にはRICE処置を行います。

疼痛や腫脹が軽減したら物理療法や大腿四頭筋、ハムストリングを中心とした運動療法を行って膝関節機能の回復に努めます。

関節水症や嵌頓症状を繰り返すもの、前十字靭帯などとの複合損傷などでは手術が望ましいです。

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.10更新

肩にある腱板は、回旋筋腱板ともいわれて、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の4つの腱からなり、それぞれの腱が一体化して上腕の骨頭をおおっています。特に棘上筋は、損傷を受けやすく、安静時にもストレスを受けます。

腱板の主な役割は、上腕骨頭を関節窩に押し付け、安定性をもたらすことです。

 

腱板損傷は1回の外力で発生するものと、加齢などに加えて腱板の弱い部分に繰り返し張力がかかっていたために発生するものがあります。

断裂する部位は血行の乏しい、大結節から1.5cm近位部に多いといわれます。また、投球障害などのスポーツ障害として不安定性や拘縮をきたすものに棘上筋腱と肩甲下筋腱の間、つまり腱板疎部に損傷をおこすこともあります。

腱板損傷をおこす例をあげてみると、

・肩の打撲などによる直達外力により発生する。

・投球や投てきによる使いすぎにより発生する。

・中高年では1回の外力ではなく、使いすぎによって擦り切れるように発生する。

・まれにですがわずかな外力、たとえば電車吊り革を持っているときの急停車などにより発生する。

などがあります。

                           a

症状

(1)疼痛

「受傷時時痛」:受傷時に鋭い痛みを感じ、数時間で軽快するが、その後、さらに激痛を発するものが多い。

「夜間痛」:就寝中、痛みで目が覚めることが多い。

「運動時痛」:外転60度~120度の間に痛みを生じることが多い。

(2)陥凹触知

完全断裂では、圧痛部に一致して陥凹を触知できるものがある。

(3)機能障害

屈曲、外転運動に制限がみられる。また肩関節の外転位が保持できない。

(4)筋力低下、脱力感

小断裂のものでは筋力低下を認めないこともあるが、筋委縮の進行に伴って筋力低下も進行する。

 

断裂が軽度な場合は、安静を図りながらしっかり冷やします。以後、症状の経過に伴って適正な処置をしていきます。(可動域訓練、筋力強化訓練など)

完全断裂の場合は、陳旧性のものや長期にわたって夜間痛が持続するものは、手術の適応となります。

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

2015.11.03更新

 

こんにちは。

高木です。

大腿四頭筋(もも)の肉ばなれは、筋疲労、柔軟性やコンディショニングの低下、不適切なウォーミングアップなどが原因となって、スポーツ活動中に多く発生します。

      ああ

〇症状

・重症度に応じて様々な程度の腫脹、皮下出血斑、運動制限が生じる。

・完全断裂では受傷直後に陥凹を触れることが多い。

 この陥凹は時間の経過とともに腫脹により段差が触れにくくなるので、24時間以内に確認する必要がある。

 

これらに対する治療法としまして、初期治療のRICEは筋肉の出血や腫脹の量を減らすのに有効です。急性期が過ぎたら関節可動域訓練、ストレッチングなどを組み合わせて行います。

スポーツ活動への復帰条件は基本的に

1.痛みや可動域制限がないこと

2.筋力や柔軟性が十分に回復している(健側の90%以上)こと

3.フィットネス(アジリティー、有酸素能力など)の改善が十分に得られていること

とされています。この条件をクリアしないと再発の可能性が高くなってしまうので復帰したい気持ちを抑えてしっかりと治しましょう。

 

再発予防策としまして、疲労した筋肉は疲労していない筋肉に比べて肉ばなれを起こしやすいのでストレッチングやウォーミングアップも肉ばなれの予防に有用です。

        な

 

 

 

 

投稿者: よの中央接骨院 院長|蔵楽 俊樹

よの中央接骨院 TEL048-824-3075

inq_sp.png

メールでのお問い合わせ

よの中央接骨院の口コミをもっと見る